見どころ
国宝、重文が次々と! 妖怪展の決定版 !!
平安~鎌倉時代の国宝「辟邪絵」をはじめ、現存する最古の「百鬼夜行絵巻」として名高い真珠庵本(重要文化財)などの中世絵巻も揃い踏み!妖怪表現のルーツを探る上で欠かせない一級の美術品を数多く含む本展は、これまでの妖怪展とは一線を画す、"妖怪展の決定版"です。
国宝「六道絵 衆合地獄」
鎌倉時代(13世紀) 聖衆来迎寺蔵
画像提供:奈良国立博物館 撮影=森村欣司
※展示期間:10月18日~11月6日
重要文化財 伝土佐光信「百鬼夜行絵巻」(部分)
室町時代(16世紀)京都・真珠庵蔵
※展示期間:10月12日~11月6日
土偶から最新の妖怪ウォッチまで、
妖怪の全貌を一挙公開!
縄文時代後期(紀元前2000年)の土偶から、江戸の化け物、そして現代の妖怪ウォッチまで、4000年の妖怪たちが大集合!日本人が表現してきた妖怪の全てがわかります。
重要文化財「みみずく土偶」
縄文時代後期(前2000-1000)辰馬考古資料館蔵
ジバニャン(「妖怪ウォッチ」より)
©L5/YWP·TX
「稲生物怪録絵巻」(部分)
安政6~万延元年(1859~1860)個人蔵(三次市教育委員会寄託)
※会期中、展示替あり
葛飾北斎
「百物語 こはだ小平二」
天保(1830-44)初期 中外産業株式会社(原安三郎コレクション)蔵
※展示期間:10月12日~11月6日
葛飾北斎「天狗図」
江戸時代(19世紀)個人蔵
※展示期間:9月10日~10月10日
鳥山石燕「画図百鬼夜行」
安永5年(1776)川崎市市民ミュージアム蔵
※会期中、頁替あり
カワイイ妖怪たちも総出演!
お腹にいるという虫たちや、諸国に現れた珍幻獣なども妖怪の変型とみなします。思わず手元においておきたくなる、カワイイ妖怪たちが全国から集まります。
「姫国山海録」
宝暦12年(1762)東北大学附属図書館蔵
※会期中、頁替あり
茨木元行「針聞書」
永禄11年(1568)九州国立博物館蔵
※会期中、頁替あり
- ※各作品の展示期間は変更の可能性があります。